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2006年 11月 08日
鼓の滝からしばらくは、開けた谷の林道を歩く。
造林された杉の林や、ヒメヤシャブシの植えられた雑木林を過ぎると、道幅が狭くなり、 いよいよ山道らしくなる。 六甲山は、大阪・神戸から近く、交通の便がいいため、手軽な山として人気が高い。 この日も、次から次へと、登山者とすれ違う。 山道では、すれ違うと、挨拶を交わす。 割と低い山でも、”こんにちわ”と声を掛ける。 そういう習慣が、山登りにはあるのである。 美しい山の中を、挨拶を交わして、さわやかにすれ違う。 学生時代に初めて北アルプスで挨拶を受けた時、ああ、山っていいな!と思ったものである。 そんな事を、思い出しながら、登っていく。 写真を撮りながら、なので、普通の人の倍以上の時間をかけ、ゆっくりと登っていく。 少しずつ、周りの植生が変わっていくのを、見るのが楽しい。 今でこそ、足腰に全く自信が無くなってしまっているが、何を隠そう、学生時代は山好きで、毎年必ずテントを担いで信州で過ごしていたものだ。 復活させて見たい気もするが、まあ、写真を撮りに、少しだけかじる程度で十分かな。 ※シリーズ、しばらく山景色がつづきます。
by j_capacity
| 2006-11-08 00:00
| 風景
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