大神神社へ来るのは、学生時代以来となる。
写真を撮り始めてからは、ずいぶん違った目で見えるので、それも楽しみだった。
この日は、11月の休日ということで、七五三のお参りも目に付いた。
参道を進んでいくと、聞き覚えのあるお囃子が聴こえてきた。
この音を含めて、参道の雰囲気を写真に撮りたい!と、妙なことを考えてしまう。
はやる心をおさえ、手水でお清めをし、拝殿におまいりをしてから、撮影に誘っていただいた方を見つけ、挨拶を交わした。
演目は、既に”天狗獅子”が始まったところであった。
曇りの日の、昼の光はたっぷりとしていて、写真にはうってつけだ。
しかも、舞台として、白いシートが敷かれているので、レフ板を下からあてているようにもみえる。
不用意にシートを白とびさせないよう注意すれば、アップの映える状況だった。
そんなことをしばし考え、レンズを選択する。
あとは、存分に撮るばかりであった。
※シリーズ、つづきます。