それは、三田の市街地のすぐそばの丘にある、三輪神社というお宮様だった。
撮影に出かけた道すがら、のぼりが立っているのを見かけたので、帰りに少し寄ってみようと、思ったのだった。
夜店が出ていたが、街道わきの100mほどの参道だけで、それほど大きな規模ではなかった。来ているのは、ほとんどが小中学生だった。
次第に暗くなる境内で写真撮影を楽しんでいると、何か催し物があるようなしつらいがあった。
準備をしている人に訊いてみると、神楽を舞うという。
せっかくだから、見ていこう、とは思ったものの、それほど期待はしていなかった。
薪能というのは、何度か見たことがあるが、薪の明かりで神楽を舞うというところも、風情があるのではないか。
そうは思ったものの、神楽と言ってもどういう種類の舞なのか、見当が付かなかった。
※シリーズ、つづきます。
今回、三輪神楽の奉納を撮影する機会に恵まれました。
しばらく、新シリーズとして、記事を作りましたので、お付き合い頂ければ幸いです。