ロープウェーに乗るには、シャトルバスに乗らねばならず、バスターミナルがインターから少し上がったところにあって、一時間に一本の割で運行していた。
車窓は、すぐにこういう景色になり、冬山へ来たのだという実感が沸いてくる。
それは同時に、厳しい自然の中で、自分ひとりではひとたまりも無い、身の引き締まるような気持ちでもある。
30分ほどのバスの旅はおわり、ロープウェーの駅に到着。
ロープウェイも、一時間に一本の割で運行されている。
ロープウェイからの景色は、一段と人を寄せ付けないものとなる。
以前は登山道も整備されていたとのことだが、ロープウェイが出来てからは、訪れる人も少なく、荒れ気味ということだった。
それにしても、圧倒的な高度感。いよいよ2600mの終点に到着である。
気温は、氷点下6℃であった。
※シリーズ、つづきます。